長良川河口堰の見学に行ってきました。
7年ぶり、2度目です。
初めてみたときは、どこぞのテーマパークか!?と、見まごう巨大で特殊なつくりにびっくりでした。
このテーマパークのような見た目の河口堰にはきちんとパビリオンも併設されていて
見学は自由&無料です。
その名も<アクアプラザながら>
キレイで展示物もいっぱい、パネルやモニターを駆使してすんばらしいつくりですが、
ザンネンなことに青嶋組の貸切でした。
日曜日なんですけどね。
この展示館でおおまかに河口堰に関するマメ知識を入手後いよいよ河口堰へ・・・
魚道の説明もありました。
<呼び水式魚道>
<ロック式魚道>
ちびっこコロボックルが「コイ!」と叫んだのでみると、まるまる太って大きなのが
数匹・・。
ん?頭の形ちょっと違うんじゃない?
と、我らが隊長あおさんに確認。
「トド」だそうです。
「トドのつまり」の「トド」、ボラの最終形態の別名ですね。
そういえばボラも出世魚でしたね。
ああ、外房の寒ボラ食べたいなぁ・・
まぁ、そんな感じで上からの観察終了です。
次は横から。
そうなんです、この「長良川河口堰」には魚道観察室なる窓が設けられているんです。
近づくとこんなです。
最後にモニュメントの前で記念撮影☆
難しいことを考えなければ、普通に学習もできる楽しい施設な「長良川河口堰」
でもね、やっぱり思うんですよ、「なんでこんなの作っちゃたかな~」って。
建物が立派であればあるほど、切ないですねぇ。
ゴールが見えないほどの川幅の広い長良川の入り口になんでわざわざこんな巨大な
ゲートって。
「魚道もちゃんとつくってますよ~、見てください☆」と、聴こえてきそうな観察室まで作っちゃった気持ちは伝わってくるんですけどね。
木曽川のしじみばかりが名をあげて、長良川であまり聞かなくなった「しじみ採り」
その木曽川の「しじみとり」も盛んなのは木曽川最初の堰の下流部のみ。
っていうのが、堰の影響の現実かなぁなんて素人ながら思ってみたりするわけです。
この入り口でふるいにかけられながらも、がんばって遡上してくる魚たちに
あらためて敬意を払わなければですね。
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